【ファイル再生の基礎知識】アルバムアートに関する駄目な例

 あえて「駄目な例」と言い切ってしまおう。
 身の回りでこんな例、見たことはないだろうか?

①論外

 何もしていない。
 何もわかっていない。
 もはやアルバムアートがどうこうとか、そういう次元ですらない。
 メーカーやショップのデモンストレーションでこんな状態を見せられたら、萎えるどころの話ではない。
 こんな有様で「ネットワークオーディオは便利です」なんて言われても、納得できるはずがないだろう。

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Unknown

②画像が荒い

 メーカーやショップのデモンストレーションでこんな状態を見せられたら非常に萎える。
 こうなる理由は主に二つ。どちらも単純な理由である。すぐにでも対処できる。
 この状態に甘んじることは、アルバムアートに、CDに対する冒涜だ。私は許せない。

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③比率がおかしい

 アルバムアートの形状は必ずしも正方形ではない。
 そしてアプリによって、どのようにアルバムアートを表示するかはそれぞれ異なる。
 それらを踏まえて画像を作らないと、以下のようにマチルダさんが太ってしまう。
 ①と②に比べれば大した問題ではないが、みっともないことにはかわりない。
 ただ、メーカーやショップのデモンストレーションでこんな状態を見せられたらきっと笑ってしまう。

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 まさかとは思うが、PCオーディオ、そして特にネットワークオーディオを推奨する立場のメディアやメーカー、あるいはショップで、上記のような状態を放置しているところはないだろうね?

 見てるよ。
 そして一目でわかってしまうよ。
 

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