というわけで、記念すべき国産機初のRoon Readyプレーヤーはどんなものかと居ても立ってもいられなくなり、DSP-03をお借りした。
まだソフトの実装が完全に済んでいる状態ではないのだが、とりあえず。
SFORZATO is now almost Roon Ready!
見える見える。
(実装途中なのでUncertified表記)
使える使える。
(ALSA=Advanced Linux Sound Architecture)
きちんとロスレスで鳴る鳴る。
もちろん音楽再生の操作は手元のRoon Remoteから一元的に行っており、SFORZATO DSP-03(Roon Ready)も、LUMIN A1(AirPlay)も、EVOと繋いだiFI nano iDSD(USB DAC)も、ユーザビリティは完全に統合されている。
かくして、オーディオ機器としての単体Roon Serverも含めて、国産機による完全なRoon Readyシステムが出来上がった。
単体Roon Serverと単体Roon Readyプレーヤーによる、Roon Readyを純然たるオーディオの文脈で活用しようと思った場合の、未だ前例の少ない完成形である。
これでRoon Ready探訪も一通り終了かな。
あとはLUMIN A1の実装を待つとしよう。
それにしても、SFORZATO。
UPnP/DLNA対応。うん。
OpenHome対応。おお。
Roon Ready対応。ここに来て一気に最先端へ。
対応するプラットフォームが多いに越したことはない。特にOpenHomeは、ネットワークオーディオプレーヤーがそれ自体でまともな音楽再生機器であるために重要である。
黎明期の麒麟児が今なお麒麟児であり続けることの素晴らしさよ。
春のヘッドフォン祭り2016内のイベントでRoon Readyの機能をデモするとのことなので、Roonってどうなの、という人は行ってみるといい。
もはや間違えようもなく、素晴らしいプレゼンテーションになるはずである。