私はひとりのオーディオファンとして、この趣味の魅力を伝えるべく、「文章」という手段での情報やノウハウの発信や評論、各種イベントでの講演を行ってきました。さらに時代の要求も踏まえて「動画」という手段も始めるにあたって、従来の「物書き」に代わる、新しい名乗りができないかと考えました。
いろいろと考えるなかで、私は「楽しい!」「面白い!」という体験や感情を――オーディオやホームシアターがもたらす喜びをプレゼントしたいのだ、という、手段に先立つ己の根本を再確認したことで、「プレゼンター」という名乗りを使うことにしたわけです。