いつまで経ってもアプリの検証が進まず、気が付いたら2015年になってしまった。
このままでは永遠に遅れ続けるので、とりあえず「検証」の前に「紹介」をしていこうと思う。今まで触れてこなかったアプリを放置したままでいるのは忍びない。
メーカー製・サードパーティー製問わず、ある程度汎用的に使えるアプリをピックアップしていく。また、あくまで「使い物になる」(と思われる)アプリだけを紹介するようにして、あまりにもあんまりなアプリはなるべく最初から除外する。
まずは今までの検証のように各機能の○×を書いていく。なお、プレーヤーは基本的にLUMIN A1を使用している。
そしてコントロールアプリの基本要素である「再生画面」「プレイリスト」「ブラウズ」「機器の選択」の各インターフェースを見てもらう。
最後には一応所感を付ける。
mconnect player。
そんなに有名ではないが、某国産ネットワークオーディオプレーヤーが推奨していたりするコントロールアプリである。
その実力はいかに。
【2019/07/30追記】
アプリ開発元のConversDigitalが製造するネットワークボードは海外の様々なメーカーに採用されており、mconnect playerは純正アプリを用意していないメーカーが推奨している場合も多い。
以下の各項目の詳細についてはこの記事を参照。
【基本情報】
製作:ConversDigital Co., Ltd.
対応プラットフォーム:UPnP/DLNA
汎用/専用:汎用
対応OS:iOS
スマホ/タブレット:iPad
縦画面/横画面:両対応
価格(2015/03/05時点):400円
検証時のバージョン:1.0.8
iPhone版:mconnect player
【機能】
再生:○
一時停止:○
停止:○
曲送り(スキップ):○
シーク:○
ランダム/シャッフル:○
リピート:○
音量調整:○
ミュート:○
プレイリストでの再生管理:○
プレイリストの保存:○
ブラウズ時のタイル表示:×
音源の検索:○
アルバムアートの拡大表示:○
アルバムアートの縦横比維持:△(ブラウズ時は維持せず)
高解像度対応:○
音源のスペック表示:○
機器の入力切替:×
電源のオンオフ:×
機器の再検索:○
接続のロック:×
その他の機能/特筆事項:特になし
【再生画面】&【プレイリスト】
画面右下の矢印をタップするとタイムバー周りが引っ込む。
再生画面はアルバムアートの全画面表示と再生特化の二段階で切り替わる。
縦画面表示もなかなか。
【所感】
一画面に表示される情報量が増え、iPhone版から著しく操作性が向上している。
美点であるレスポンスの速さ、ブラウズ時のスクロールの滑らかさも健在。
アプリを終了させた瞬間再生そのものも止まる問題や、プレイリスト周りの挙動に改善が必要な点もiPhone同様。
改善点はまだあるにせよ、総じて良く出来たアプリだと言える。