HiVi 2019年3月号と5月号でも顛末を紹介した、Pioneer SC-LX59からのAVアンプの更新。
最終的に選択&導入したのはYAMAHA CX-A5200 / MX-A5200ペア。
Marantz PS4500から始まった私のマルチチャンネル・サラウンド遍歴も、とうとうここまできてしまった。
SC-LX59はDolby AtmosとDTS:Xの両方に対応し、我が家にオブジェクトベースシアターをもたらした、とても意義深いAVアンプだった。
とはいえ、導入の時点でパワーアンプにNmode X-PW1を使うことが前提であり、AVアンプそのものに対する関心よりも、あくまで「Dolby AtmosとDTS:X対応が目的」という感覚が強かったのかもしれない。結局、SC-LX59の使用期間は約2年半。その前のSC-LX85よりもだいぶ短期間での更新となった。
一方、SC-LX59とX-PW1で実践していた「AVセパレート」というアイデアは私の中でかなり大きくなっていたようで、AVアンプの更新に際し、セパレートを意図的に避けるような意識はなかった。結果的に「どうせやるなら徹底的に」ということで、パワーアンプも更新することになった。私の6.1.4chシステムではMX-A5200で3chが空くので、将来的にAVプリを更新して6.1.6chを構築することになっても融通が利く。ちなみにX-PW1は色々と使い道があるので手元に残している。
今回導入したYAMAHA CX-A5200 / MX-A5200ペアによって、SC-LX59で「完成」したオブジェクトベースシアターが「成熟」を迎えたと考えている。
現時点でもSC-LX59とX-PW1の組み合わせを凌駕する音を出しているが、私自身ヤマハのAVアンプを使うのは初めてなので、各種設定を含めてこれからじっくりと追い込んでいきたい。
CX-A5200 / MX-A5200ペアでひとつ問題があるとすれば、ボリュームを備えるX-PW1と比べて「トップスピーカーの音だけを聴く」ことが困難(単純に面倒)になってしまったこと。
「トップスピーカーが鳴っているかどうか」にばかり汲々とするのはオブジェクトオーディオの本質から外れるため、この際【BDレビュー】・【UHD BDレビュー】の評価項目から「トップスピーカーの活用」を消すべきだろうか……?