1499ドルの間違いだろ? と思ったら、ほんとに499ドルだった。
Roon Labs Announces Nucleus One, the Next-Generation Nucleus For Everyone
The most affordable dedicated Roon server on the market.
・Delivers Roon OS reliability and performance to all Roon users.
・Flexible connectivity: two USB-A, and one audio-only HDMI port.
・Provides space for 2.5” internal SATA drives for up to 8TB library storage capacity.
・CPU cooling is assisted by a quiet internal fan.
・Precision molded, modern matte black, high-quality polycarbonate enclosure.
・Exterior design aesthetics evoke those of Roon’s new flagship Nucleus Titan server.
価格相応な部分で、Nucleus Oneはファンレスではない&プラスチック筐体という仕様になっている。既にRoon LabsはNucleusの中身のCPUやメモリを具体的に示さなくなって久しいが、最近おおいに盛り上がっているミニPC市場やその辺の相場を踏まえても、なかなか納得のいく仕様&価格に思える。
そしてこの発表と同時に、従来のNucleus(Rev.B)はラインナップから外された模様。今後はより安価なNucleus Oneと、よりハイエンドなNucleus Titanの製品構成となるようだ。
それはそれとして、そのうちハーマン枠で、Mark Levinsonあたりのバッジが付いたRoon Serverが出て来そうな気もしないでもない。
Roonがハーマンに買収され、それに前後して色々とRoon関して思うところ(Roonのアイデアの根幹が外野からの声で揺らいでいるとか)はあるが、今回のNucleus Oneの発表はユーザー数の拡大を図るという点で素直に素晴らしい。今までも安価なRoon Ready対応製品ならごまんとあったが、Roon Serverでこんなにも手頃な製品(しかも公式!)というのは初めてではなかろうか。Roonの歴史の中でもかなり重要な出来事に思える。
問題はNucleus Oneが日本に入ってくるのかどうか、そして昨今の為替の関係で、日本に入ってきた際に値頃感が保てるかどうかだが……