随時更新予定。
むしろ質問があったらどしどし言ってくれると嬉しい。
とりあえずいつもの:
【音源管理の精髄】 目次 【ネットワークオーディオTips】
ネットワークオーディオの「プラットフォーム」
そもそもUPnP/DLNAって何だ?
ネットワークオーディオと「OpenHome」
ネットワークオーディオの三要素――『サーバー』・『プレーヤー』・『コントロール』
全体の流れ――音源の管理運用・システムの構築・実際の音楽再生
・WAVではタグが使えない?
・WAVにはタグを付けられない?
→WAVでもタグは使える。
ただし、WAVのタグの仕様は厳密に決まっていないため、どのようにタグを付加するか、そしてタグがきちんと機能するかどうかはソフト次第。
この場合の「ソフト」とは、再生ソフト/サーバーソフト/ミュージックサーバーやDAPの内部ソフトウェアなど様々である。
参照:
WAVでリッピングするとタグはどうなる?
WAVでリッピングした音源をFLAC等に変換するとタグはどうなる?
WAVにおける日本語のタグの取り扱い
dBpoweramp Batch Converterを使ったWAV⇔FLACの一括変換
・アルバムが出てこない(※)
・アルバムアートが表示されない/おかしい(※)
・再生ソフトやコントロールアプリに表示される曲名がおかしい(※)
・アルバム名やアーティスト名が「Unknown」や「不明」になってしまう
・ファイル名やフォルダの管理はきちんとしているのに何故こうなるんだ!
→ソフト・アプリは基本的にタグを優先して表示・使用する。
そして、「ファイル名」・「フォルダ名」と「タグ」は別物。
そもそもタグとして付加されていない情報は表示されない。アルバムアートを含め、無いものを表示することはできない。各楽曲にアルバムタイトルが付加されていなければ「不明」という名の便宜上のアルバムにまとめてぶち込まれ、曲名が付加されていなければ最後の手段としてファイル名がそのまま使われる。
また、付加されたタグが滅茶苦茶であれば、当然表示される情報も滅茶苦茶になる。
参照:
タグはなぜ重要か
手を抜いたライブラリの成れの果て
サーバーソフトとナビゲーションツリー
タグとフォルダの併用
(※)再生ソフトもしくはサーバーソフトの側でタグや画像の取得/データベース化に失敗している可能性もあるので、音源自体に問題がないとすれば、ライブラリの更新やサーバーの再起動を行う。
・特定の再生ソフトではきちんと情報が見えるのに、同じ音源を別の再生ソフトもしくはサーバーソフトで見ると情報が表示されない
→音源管理も可能なライブラリ統合型の再生ソフトによっては、音源に他のソフトからも参照可能なタグを付加するのではなく、そのソフトでのみ機能する情報/メタデータが付加されるだけの場合がある。
そのようなソフトで音源管理を行う際は音源/ライブラリの普遍性に要注意。
参照:
普遍的なライブラリを目指して
続・Roonの「魔法」の正体と、その限界
・曲が連続で再生されない
・一曲でプレイリストの再生が止まる/二曲目が再生されない
→「On-Device Playlist」機能の有無、すなわちプレーヤーの仕様である可能性大。
純正アプリとの組み合わせでないとこの当たり前の機能が働かない可能性もある。
ちなみにOpenHomeに対応するプレーヤーであれば、よほどアレなアプリを使わない限りこんなことは起こらない。
PCの再生ソフトと専用アプリの組み合わせでも、こんなことは起こらない。
参照:
「On-Device Playlist」(オンデバイス・プレイリスト)について
ネットワークオーディオと「OpenHome」
ネットワークオーディオプレーヤーにおける世代間断絶と、本当に求められるもの
・アルバムの曲順がおかしい
・CDの曲順と違う
・曲がアルバム通りの順番で並ばない/再生されない
→まず、個々の音源に「トラックナンバー」のタグが付加されていることを確認する。
次に、「ファイル名」の先頭に「01,02,03...」と二桁の数字を振る。
Twonky Serverを使っている場合、「フォルダ」以外の項目から音源をブラウズする、もしくはTwonky Server側の設定を変更する必要がある。
なお、コントロールアプリが原因ではない。
参照:
「アルバムの曲順がおかしい」という問題について
Twonky Server 導入・設定・運用編
・ギャップレス再生ができるか否か
・○○○というアプリではギャップレス再生ができない
→プレーヤーの仕様である可能性極大。
純正アプリとの組み合わせでないとこの当たり前の機能が働かない可能性もある。
ちなみにOpenHomeに対応するプレーヤーであれば、よほどアレなアプリを使わない限りこんなことは起こらない。
PCの再生ソフトと専用アプリの組み合わせでも、こんなことは起こらない。
参照:
ネットワークオーディオと「OpenHome」
ネットワークオーディオプレーヤーにおける世代間断絶と、本当に求められるもの
・表示されるアルバムアートが粗い/汚い/ぼやけている/解像度が低い
→高品質な画像が仕込まれていることを大前提とすれば、トンキー病の可能性あり。
なお、コントロールアプリが原因ではない。
そもそも仕込まれた画像が粗ければ、表示される画像も当然粗いものとなる。
参照:
Twonky Serverで高解像度のアルバムアートを配信する方法、あるいは「トンキー病」の直し方
サーバーソフトの画像配信能力をぶった斬る
・○○○というコントロールアプリが使いにくい
・使いやすいコントロールアプリは?
→使いにくいと思うアプリを使い続ける必要はどこにもない。
可及的速やかに乗り換えよう。
参照:
【音源管理の精髄】&【ネットワークオーディオTips】・第6章『コントロール』
おすすめのコントロールアプリ
・○○○というコントロールアプリが使えない
→大前提として、プレーヤーとアプリのプラットフォームが共通であることが必要。
UPnP/DLNA対応のプレーヤーはUPnP/DLNA対応のアプリでしかコントロールできないし、OpenHome対応のプレーヤーの十全なコントロールにはOpenHome対応のアプリが必要になる。
例えば、UPnP/DLNAにのみ対応するプレーヤーを、OpenHomeにのみ対応するLUMIN Appで操作することはできない。
なお、同じ会社の製品同士/特定のシステムでしか使えないアプリも当然存在する。
参照:
ネットワークオーディオの「プラットフォーム」
プレーヤーがOpenHome対応か否かを確認する方法
・ネットワークオーディオにはNASが必要なのか?
・NASを使わなくてもネットワークオーディオはできるのか?
→NASがなくてもネットワークオーディオは実践できる。
NASがなければネットワークオーディオはできない、というのは大きな誤解。
必要なのはNASという特定の機器ではなく、「サーバー」という機能である。
参照:
『NAS』の正体――そもそも 『サーバー』とは何か
ネットワークオーディオの本質
ネットワークオーディオの三要素――『サーバー』・『プレーヤー』・『コントロール』
・PCでもネットワークオーディオはできるのか?
→PCでもネットワークオーディオは実践できる。
ネットワークオーディオはPCを使わない、というのは大きな誤解。
参照:
ネットワークオーディオの実践に必ずしも単体プレーヤーは必要ではない
PCオーディオはもっと自由になれる
Roonが示すネットワークオーディオの到達点と新たな地平
・Roonって何? 何ができるの?
→単なる「再生ソフト」の枠を越えた、音楽愛好家のための「総合音楽鑑賞ソフト」。
「聴くだけにとどまらない多面的な音楽の楽しみ」が得られることから、「再生」ではなく「鑑賞」という表現を使っている。
極めて強力なライブラリ機能が生む、「音楽の海」とでも呼ぶべき未曽有の体験が肝。
Roon Readyという仕組みのおかげで、ネットワークオーディオ方面の拡張性も高い。
参照:
Roonの「音楽の海」がもたらすもの
Roonの「Core」・「Control」・「Output」
Roon Ready、Roon Server、Roon Core、Roon Remote
Roon関連記事まとめ
・ハイレゾはいいか?
・ハイレゾは本当に音が良い/高音質?
・ハイレゾを聴いたけれど音が悪い
・おすすめのハイレゾ音源
その他、「ハイレゾ ○○○」という検索ワードでやってきたすべての人へ
→ハイレゾは魔法ではない。
ハイレゾ云々に関係なく、良いものは良い、悪いものは悪い。
変な先入観なく自分のシステムで聴いて、素直に楽しめるか否か。それがすべて。
参照:
「ハイレゾならば高音質」という幻想
「ハイレゾであること」と「音が良いこと」は別物である
ハイレゾならではの高音質とは何か
ハイレゾ音源備忘録