【レビュー】Bricasti Design M1 Special Edition mk2 外観・運用編

 Bricasti Design M1 Special Edition mk2。
 以下M1。

Bricasti Design M1 Special Edition mk2

 価格帯的にも立ち位置的にも直接的な競合はそのものずばりChord DAVEということになろう。
 DAVEと並び、我が家で試聴の機会を得た最も高額なDACである。

 さて。

 DACとしてはなかなか主張のあるデザインだと思う。

 価格が価格なだけあり、筐体を構成する各パーツの工作精度や組み上げ精度など、モノとしての作りは非常に良い。


 「米国Stillpoints社の協力を得て入念な調整を重ねて開発した新フット部」のおかげか、設置した際にまったくガタが出ないのも素晴らしい。

 気になるところがあるとすれば、

 内部が光るところだろうか。
 下の写真では結構派手に光っているが、実際はこんなに強くはない。
 しかし気にするなと言われても無理なレベルでは光る。

 「真空管の灯みたいできゃあすてき」といった向きもあるのかもしれない。
 が、私の場合は、ほら、ホームシアターもですね……

 ディスプレイは大きく視認性が良く、輝度調節/消灯も可能。

 そのほか、ちょっとしたセットアップが必要なリモコンが付属する。

 レシーバーが本体とは別筐体となっており、電源やら何やらが別に必要になる。
 (リモコンを使う気がなければ接続する必要はない)

 デジタルボリュームを活かしてプリアンプ的な使い方をするのでもない限り、あまりDACにリモコンは要らん気もする。
 ただM1は豊富なデジタルフィルターを搭載しており、その切り替えによって音の変化を楽しもうと思えば、視聴位置に座ったまま切り替えが可能となるリモコンには俄然価値が生じる。

 あと、それなりに発熱する。
 M1はディスプレイに本体温度を表示でき、それによると、稼働状態で45度程度にはなる。
 このクラスの機器を/に重ね置きする人はそうそういないと思われるが、それはやめておこう。

 Windows用のドライバは普通にインストールするだけ。
 特にコンフィグ的なものは用意されていないようだ。

 運用面として、JPLAYとの組み合わせについても述べる。

 結論から言うと、Kernel Streamingに対応し、そして素晴らしく安定している

 特にJPLAYに特化させる努力をしていないcanarino FilsをシングルPCモードで使い、PCM 352.8kHz/24bitまで700Hz/0.01secでの安定再生を確認。DSDは5.6MHzまで350Hz/0.01secでの安定再生を確認。
 この安定感はNmode X-DP10(JPLAYモード)を思わせる。700Hz/0.01secが最高だとかそういう話ではなく、大切なのは労せずしてこのレベルの設定まで安定して再生できているということである。あとは好きな音を出す設定値を選べばいい。

 次回、ネットワーク編に続く。

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