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このクラスのブックシェルフスピーカーに1本1万円のスピーカースタンドのままというのはさすがにどうかと思ったので、
Sound Anchors/サウンドアンカーのスピーカースタンドを導入した。
必ずしもベストな選択ではない気もするが、以前に二度聴いた印象からして、少なくとも間違いのない組み合わせではある。
ついでにセッティングもさらに詰めた。ユニット間の距離は170センチ、視聴距離は230センチとした。ちなみにスタンドの高さは70センチ。視聴距離はDynaudio Sapphireとほぼ同じで、ユニット間の距離はそれよりも狭くしてある。
(参照:システムまとめ)
というわけでこうなった。その都度スピーカー&スタンドを動かすのは確かに手間だが、できるだけ理想的なセッティングのためならば受け入れよう。
スタンドの交換はさすがに音に効いた。
17キロという重量級のスタンドにもかかわらず、出てくる音はむしろ軽やかでさえある。今までの木製スタンドでは少なからず音が鈍っていたせいだと思うが、とにかくこれで、試聴の際の音の印象にだいぶ近付いた。
ベースとスパイク受けは余りものをとりあえず使っている状態でまだまだ検討の余地はあるものの、これでPersona Bを聴くための基本的な環境は整った。もちろんPersona Bだけでなく、いろんなブックシェルフスピーカーをしっかりと聴く環境も同時に整った。
なお、Persona Bの底面には付属のゴムっぽいインシュレーターを貼り付けるためと思しき小さな窪みがある。
そのため、サウンドアンカーのスタンド天板(?)に貼るソルボセインは、それとは被らない位置に貼る必要がある。
昨年末からPersona Bに色々と手を掛けているのだが、そのおかげでDynaudioのスピーカーの美点もあらためて実感できたし、長きにわたって満足しきっていたSapphireにも何かしてあげたいと思うようになっている。
「もうひとつのリファレンス」として、Persona Bはさっそく八面六臂の活躍である。
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