デスクトップシステムについて

【2020/12/01更新・追記】

 構成を諸々変更しました。

【2020/03/01更新・追記】

 デスクトップ環境/ゲームシアターの紹介動画を作成しました。
 あとカーテンを替えました。





 
 後半になればなるほどテンションが上がっていきます。
 

【追記おわり】
 
 

 ひと月ほど前、ゲームシアターのレイアウトを大幅に変更した。
 このことに関してはGame Sounds Funで既に詳細を書いている。
 

Game Sounds Funのゲームシアター環境/使用機材について - Game Sounds Fun
 

 そもそも「ゲームシアター」を構築したのは、Game Sounds Funの立ち上げに際し、いつのまにか巨大化してしまったメインシステムしか示せないのでは、「これからオーディオ/ホームシアターを始めよう」と志す人に対して説得力や現実感を持ち得ないと判断し、普通の生活環境に無理なく導入できる規模のシステムの必要性を痛感したからだ。

 「いいな」「やってみたい」の前に「無理だ」と思われてしまっては元も子もない
 

 こうして、当時のPC環境にそのまま組み込む形で、

 AVアンプにMarantz NR1608、

 5chスピーカーにMonitor Audio MASSを導入し、

 「機能的にも音質的にも、本格的なホームシアターとして満足し得る」ゲームシアターを構築した。

 とはいえ、何事も実際にやってみると見えてくるものが色々とある。

 例えば、上の環境を構築した当初は「せっかくだからPCの音もこのシステムで聴こう」程度だったのが、やがて「デスクトップ環境という文脈で、現実的な規模の2chオーディオもしっかりと実践・提案したい」と考えるようになった。

 しかしそうなると、今までのゲームシアターではあまりにも設置の自由度がない。MASSはごく小さいので机の上でも楽勝だが、ある程度大型のブックシェルフとなると、作業スペースとの兼ね合いを考えれば、机の上に置くのは現実的ではなくなってくる。
 

 そんなこんなで、「マルチチャンネル・サラウンドでゲームを遊ぶ」という機能を100%維持しつつ、メインシステムとは別枠で2chオーディオにもしっかり取り組めるようにと、デスクトップ環境もゲームシアターと同時に刷新したというわけである。刷新といっても基本的に機材の変更はなく、ほとんどレイアウトの変更と余りものの活用で事足りているのだが。

 

 刷新後も今までどおり、必要以上に凝ったシステムを作る気はない。ブックシェルフスピーカーの実力がある程度発揮できるようにとの配慮はしているが、全体的なこだわりのレベルは「かつて私がPS3を買った頃」程度、より具体的には個々の機材の価格が10万円程度で収まる範囲に意識してとどめている。
 「半径1メートルのスペースで作るゲームシアター」という基本的なコンセプトはそのままで、そこにデスクトップ・オーディオ環境が加わった形だ。

 繰り返すが、この環境は「これからオーディオ/ホームシアターを始めよう」と志す人に対して、説得力や現実感を持ち得る環境/システムにしたいという想いが根底にあり、そのうえで最善を目指したつもりである。
 今までオーディオやホームシアターに縁がなかった人にも、「これなら出来そう」と思ってもらえれば幸いだ。
 

 あれもこれもと言い出すと、どつぼにはまって本質を見失う。

 オーディオってのは楽しいものなんだ

 こういうのでいいんだよ、こういうので
 

 というわけで長々とした前置きはこの辺にして、ここからはデスクトップ環境について述べる。
 

 160センチ×80センチのPCデスク(fantoni GT)を中心にしたデスクトップシステムである。具体的な物の配置は上図を参照。カーテンによって前方のシンメトリーが崩れているが、学生時代の私なら気にしなかった。

 基本的にMonitor Audio MASSは机の上、それ以外のブックシェルフスピーカーはデスク後方のスタンドに置くことを想定している。

 これは普段使いのPC環境と同居するデスクトップシステムであると同時に、スタンド使用時は左右のユニット間の距離を125センチ(スタンドの天板同士だと105センチ)確保しているので、規模的には「テレビラックの左右にブックシェルフスピーカーを置くシステム」としての性格も併せ持つ。サウンドバーの類を置くスペースもじゅうぶんにある。
 

 スタンドは手持ちの、創造小屋製、高さ70センチのものを使用。天板のサイズは20センチ×30センチあるので、大型ブックシェルフでも余裕で置ける。

 天板の高さをデスクよりも上にするためと、足元対策を兼ねて5センチ厚の無垢メープル材のボードを導入。刷新に際して新たに購入したのはこのボードのみ。PS3を買った頃の私とて設置にこれくらいの気は使った。

 例としてDALI Zensor 1をスタンドに乗せるとこんな感じになる。

 なにかしらブックシェルフスピーカーを試す際は机の上からMASSをどかすことになるが、MASSは小さいし軽いのでまったく苦にならない。
 そしてもちろん、MASS以外のブックシェルフをフロントに使ったマルチチャンネル・サラウンドも実践できる。ホームシアターで遊ぶゲームは最高だ!
 

 バイワイヤリング対応のスピーカーをバイアンプすべく、スピーカーケーブルはNR1608から二組用意。こういうことが気軽にできるからAVアンプは素晴らしい。

 ちなみにスピーカーケーブルはずっと昔に100mロールで買ったカナレの4S6の余りを使っている。MASSとの使い分けはAVアンプ側での差し換え。手間だが、こればっかりは致し方なし。
 

 スピーカーケーブルやモニターに繋ぐHDMIケーブルは、使っていない屋内物干し竿を悪用して空中配線。使えるものはなんでも使おう。

 なお、今までMASSは机の上に金属の底面をべた置きするのが嫌で、なんだかよくわからないソルボセインっぽいゴムの切れ端の上に置いていたのだが、


 もしやと思ってTIGLONのD-REN Proを組み合わせてみたら、サイズも設置の安定感も問題なしで、音質面でも大きな改善があった。音が良くなるというのはやはりうれしい。13年前の私とてこれくらいのこだわりはあった。

 4K/HDRモニターのLG 32UK550-Bはスタンド正面に大きなスペースがあり、さらに画面の高さを大きく動かせるので、色々使えそうで導入したVECLOS SPW-500WPとセンタースピーカーのMASSをスムーズに置き換えられる。


 なお、機材(PC/ゲーム機/AVアンプ/その他オーディオ関係)を置いているメタルラックは、オーディオとは無関係なものも雑然と詰め込まれて生活感満載なので、とてもじゃないが写真は載せられない。御了承ください。動画をご覧ください。
 
 

 このデスクトップ環境/ゲームシアターの構築により、いつものPC環境と本気のマルチチャンネル・サラウンドと本気の2chオーディオの同居が実現した。
 PCと向き合う時間がさらに充実するようになったし、今まで以上にオーディオと関わる時間も増えた。初心忘るべからず、との想いもますます強くした。

 MASSもZensor 1も、この環境で、「いったいこれでなんの不満があるんだ」と思えるいい音で鳴っている。

 オーディオってのは楽しいなあ!
 

Phile-webでMarantz NR1200のレビューを執筆しました
AV WatchでELAC CARINA BS243.4のレビューを執筆しました
 

 また、実際に上の記事でそうしたように、製品の立ち位置や価格を踏まえると、メインシステムよりもむしろこの環境でレビューした方が、ユーザーに対して説得力と現実感を持ち得る場合もあると思われる。

 そうした活用もどんどんしていきたいし、こだわりすぎて根本的なコンセプトが崩壊しないよう常に意識しながら、デスクトップ環境/ゲームシアターを愛でていきたい。
 
 

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