【記事初出:2009/11/23 動画レビュー作成に伴い更新】
言葉では……とても表現できない!
詩人を……詩人を乗せるべきだった!!
大好きなSF映画である。
画質:14 音質:9
映像はVC-1、音声はドルビーTRUEHDの16bit。
画質について。
これぞ、もっとも喜ばしきフィルムの画。
しとやかでありながらしたたかであり、清廉でありながら濃厚。
さらに、その極めて美しいバランスの上に成り立つ完成されたフィルム画質の上に展開する、まさに本格的な胎動を迎えたCGIの映像。
宇宙という未だ見果てぬ神秘を追う人々の夢はCGIでこそ。一切の雑味のない、純粋に美しい“夢”が映像として展開されるのはまさに至福である。
この映画を見てもらえば、私が“フィルム画質”に何を求めているかをわかってもらえるはず。
唯一にして最大の問題は、某装置が稼動に際して発した極光に盛大にノイズが乗ってしまうこと。おそらくマスターの映像の時点でそうなのだろうが、その点だけが残念。
音質について。
心躍る音楽と心揺らすダイアローグに加えて、ここぞという時の心震わす音響効果も用意されている。
突っ張った感のない、自然で暖かいダイアローグこそがこの映画の音の妙味だろう。
エキサイティングではなくても、ムービング。
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